Twitterの女が描く漫画の話
はいどうもみなさんこんにちは、ひふみん好きな女、大体看護学科。ラファエルです。
今日は僕の大好物の漫画をTwitterで見つけたので、みんなに紹介したいと思います。
やはり社会人の素人女が描いたマンガは最高ですね。
1コマずつ見て、考察していきましょうか。
・1コマ目
可愛い女の子が不安そうな顔で、明日の仕事へ行きたくないと呟いていますね。多分ですけどコレを描いた女はこのレベルの顔です。多分ですけど。
目の下のクマは、毎日よく寝れていないことを表現しているのでしょうね。(鋭い考察)
・2コマ目
なんとも大胆な構図のコマです。
コマ半分程のバカでかい吹き出しの中には(今すぐ家に引き返したい)と心の声が。
自分だけが特別みたいな感じで心の吹き出し描いてますけど、子供から大人まで全日本人が毎朝コレ思ってるでしょうね。まあそれはいいとして。
(今すぐ家に帰りたい)ではなく(今すぐ家に引き返したい)なのは、恐らく最寄り駅から電車に乗ってすぐの場面なんでしょうねコレは。
しかし作者が本当に伝えたい事はこれではありません。コマの右上をご覧ください。
「なんとか準備して電車に乗ったが限界」
コレなんですよね、作者が2コマ目で伝えたかったことは。
昨日寝れなかったけど一生懸命、準備したよ。
仕事行きたくないけど頑張って支度したよ。
でも、もう限界だよ。助けてね。
コレなんですよね。こんなに可哀想なんだよ私。可哀想〜!!って事を伝えたかったんだと思います。なんだか本当に可哀想に思えてきました。
・3コマ目
職場のシーンです。悩める彼女の心の声がコマ中に散りばめられています。
合計5個の心の声がありますが、実はここで作者が伝えたかった事はただ1つだけなんです。
「薬なしではやっていけない」
右端のコレだけです、伝えたかったことは。
後の4つは全部飾りです、悩んでる感の演出。ハンバーグ定食の申し訳程度のパセリ。
とにかく薬やってるアピールがしたくてしたくてしょうがないんでしょうね。一番目に付きやすい右端に書いているし、薬のセリフだけ色が濃い気がしませんか?(気のせい)
・4コマ目
ここら辺からコマの文字量が一気に増えていきますが、情報量は全く変わらないので小学生でも読めるやさしい内容のマンガだな、という印象。
嫌味な上司が登場するシーンです。多分、彼女の職場に本当にいるんでしょうね、この上司。
自分よりブサイクに書いているのが生々しくて良いですね。人間臭さが出てる。
コマ左の上司のセリフ。
「ちょっと電話の時元気なさすぎだからもっと明るくハキハキ喋ってくれる?明るく笑顔で喋るだけだし誰でもできるよね?」
典型的な一言多いタイプですね。
でも多分上司はここまで酷く言ってないと思います。おクスリ脳みその彼女が頭の中で4〜5割増しで嫌味臭く変換してるだけの可能性が高いです。多分ですけど。
4コマ目の見どころはコマ右端のセリフ。
steins;gate 16話以来の衝撃的なシーンですね。恐らく漫画史に残るでしょう。
明るく元気に喋ることすら彼女には出来なくなってしまっているようです。何があったのでしょう。
・5コマ目
なんかいっぱい書いてますけど、明るく出来ない自分に落ち込んでいるシーンです。
内容的は激薄いシーンですが、一つ言えるとしたらこのシーンから彼女の目には涙があふれてきます。
ん?、、、あ!一つ前のコマからすでに涙が溢れてました(笑)失礼(笑)
彼女を助けてあげることは、彼女の涙を拭いてあげることは可能なのでしょうか?物語はクライマックスへ。
・6コマ目
休んじゃいましたね。
脱ぎ捨てられたシャツやボサボサの髪の毛の描写から、家事にも手がついていない感が出てます。
そして出ました薬アピール。
2種類も置いてます。めっちゃ飲んでるよ…ってのをアピールしたいんでしょうか?種類が多ければ多いほど可哀想感が増すんでしょうか?(不毛)
あと枕元でポテチ食ってるんで作者は不潔なデブです。(暴論)
ベッドにポテチの破片が落ちるの気にしないタイプなんでしょうか。それとも職場が嫌すぎてそれどころじゃない感を演出する為のポテチだとしたらあっぱれです。
左上は中学生の痛い女が日記に書きそうな「死にたい」ラッシュ。心が痛みますね。
・まとめ
Twitterの全女はこの「とてもとても可哀想で不幸な自分が主人公の、どうしようもなく暗い鬱漫画」を描いて同情を求めるのを早くやめた方がいい。(こういうのがウケるのは中学生までです)
この女が(Twitterのみんなに同情してもらうんだ…)と思いながら一生懸命このマンガを描いている場面を想像すると、こっちまで恥ずかしくなってしまう。
si ni ta i カチャカチャ…
si ni ta i カチャカチャ…
si ni ta i カチャカチャ…カチャ…
「死にたい 死にたい 死にたい」よしっと。
の製作場面が一番恥ずかしいです。
中学校の卒アルの自分が書いたメッセージを見るレベルの恥ずかしさ。
でもアレですね、「こんなに辛いアピールしてるけど、マンガ描く気力はあるんだ…。」という安心感は他の何にも代え難い安心感です。
暗い内容のマンガだが、読み終わった後ふと考えてみるとホッとする。そんなマンガです。令和一の良作でした。